FileMaker 繰り返し項目とのリレーションの代わりにexecuteSQL関数

繰り返し項目は使い方によっては便利なのですが、集計するのが難しいという問題点もあります。なぜなら繰り返し項目とテーブルのリレーションを組んでも繰り返し項目の1番目の項目としかリレーション関係を作れないから。テーブルのような様式でリレーションを作ろうと思うと、繰り返しをやめて、項目1、項目2、項目3…と繰り返しの数だけフィールドを作成して、それらについてすべてリレーションを張らなければいけません。これはリレーションシップの図的にもあまり美しいものではありません。。結局は繰り返しをやめてテーブルを別途作ってポータルで表示するということをするのですが、繰り返しでやりたかったことが思うように作れないこともあります。それを解消するのがExecuteSQL関数です。

ExecuteSQL関数

これはわりと新しい関数なのですが、SQL文を使ってテーブルの情報を抽出、集計、カウントできるすぐれもの。これを利用すればリレーションの使えない繰返し項目でもすんなりとデータを集計することができます。SQL文を書く知識は必要ですが、使いこなせるようになるとほとんどの集計がこの関数一つでできるようになります。非常に面白い関数なので、是非つかてみてください。

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