【Q&A】Windows10に無償アップグレードするべきでしょうか?

富山のクライアント様からよくWindows10にアップグレードするべきかどうかを聞かれます。先月末から無償アップグレード対象の端末にはタスクバーに旗のマークが出ます。これが出ていれば手続きをすればアップグレードできるのですが、、、弊社としてはまだまだおすすめはしていません。個人使用の方はアップグレードしても良いかと思いますが、法人や仕事で利用されている方にはお勧めできません。理由は以下に記載します。

 

対応していないソフトがあるかもしれない

OSはWindows10にできるかもしれませんが、業務で利用しているソフトがWindows10に対応していない可能性があります。ソフトウェアが対応していなければ操作途中でエラーが発生して、使えなくなる可能性があります。そのソフトが基幹システムであれば会社としては大打撃になります。その間ソフトウェアが利用できず、新たにWindow7の端末をわざわざ買わなければいけない羽目になるかもしれません。それでは本末転倒ですし、無駄な費用が発生してしまうことにもなりかねません。

 

初期のバグが発生する可能性

新しいOSが出てきた場合、半年から1年間は新しいものに飛びつかず従来のOSを利用することをおすすめしています。何故かと言うと新しいものにはバグは付き物で、これにより業務に支障が出る可能性もあります。バグがある程度出尽くした半年後移行が替えどきではないでしょうか?

 

Windows7との操作性の違い

おそらくWindows8とは操作的にはそれほど違いはないと思いますが、Windows7からWindows8の壁があるのはご存知でしょう。多くの企業様はWindows8にするのを回避して、Windows7で運用されております。そのためWindows10にアップグレードすれば操作性は大きく変化してしまいます。Windows8移行の使い方に慣れている方はいいのですが、そうではない高齢の方などには少々ハードルが高くなります。ただし、いずれは変えていかなければいけない時が来るので、タイミングは考えものです。古くなった端末から少しずつWindows10に移行していき、使い方を理解している人が他の方に教育していく必要があります。

 

Windows10の無償アップグレードはいつまで?いつ移行するべき?

Windows10への無償アップグレードはリリースから1年間とされているようです。ですから来年2016年の7月末が期限と考えてよいでしょう。その間は猶予期間があるので、いつ頃移行するべきかですが、やはりバグの危険を回避するために最低でも半年、2016年の1月くらいまでは待った方がいいのではと思われます。Windows8の時のように新しいものが良いものとは限りません。ある程度判断基準が出てくるまでは法人の方は待つことをおすすめします。

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